精神科臨床や心理臨床ばかりでなく、教育や福祉など様々な領域でその有用性を認められつつあるサイコドラマ。サイコドラマは、即興劇の形式を用いた集団精神療法です。舞台という安全で自由な世界の中で現実の役割から解き放たれて、過去や未来あるいは空想の世界の様々な役を演じながらリラックスしたり、新しい自分の生き方や可能性を見つけたりするものです。
単なる話し合いではできない交流や自己表現を可能にするので、神経症だけでなく、精神分裂病や思春期以前の言語を苦手とする人たちにも適しています。もちろん、健康な方たちにとっても、気づきや成長、癒しの場として活用されています。
~サイコドラマ平成30年3月の開催を最後に閉会致します~
代々木の森相談センターでは、悩みや問題を抱える人たちに対して個人カウンセリングと同様に集団療法も大切な治療法のひとつと考え、集団療法としてサイコドラマグループを開催しています。もう少し自分を変えたいと思っている人、集団場面が苦手と思っている人、気軽にご参加下さい。
精神科医 日本心理劇学会理事長 ルーテル学院大学教授
1959年東京慈恵会医科大学を卒業後より、患者中心の精神医療を目指して活動を始める。
初声荘病院、栃木県精神保健センター長を経て、現在も家族会の相談役として患者や家族の支えになっている。
(いずれも第3土曜日)
(2017年のみ第2土曜日。それ以外は第3土曜日)
※10月は21日(土)から14日(土)に変更となりました。
~サイコドラマ研修会は終了致しました~